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「透明だった窓がある日すりガラスに」--アップル秘密主義の実態を描いた書籍が出版へ

Josh Lowensohn (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2012年01月19日 11時57分
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 FortuneのAdam Lashinsky氏が、間もなく出版される著書「Inside Apple: How America's Most Admired--and Secretive--Company Really Works(仮訳:インサイド・アップル:米国で最も称賛され、最も秘密主義な企業の実態)」からの抜粋を発表した。この非常に長い抜粋では、Appleで働くということについて、幅広く説明されている。

 Lashinsky氏は、チームはお互いに隔離されていると記している。

 ある話題を会議で議論するには、部屋にいるすべての人に話題が「開示」されており、特定の秘密が内々に明かされていることを確かめる必要がある。元従業員の1人は「全員に情報が開示されていることを確かめるまでは、いかなる秘密についても話すことはできない」と述べている。その結果、Appleの従業員と彼らのプロジェクトは、パズルのピースとなる。完成したパズルの全体像を知っているのは、組織の最上層部だけだ。

 こうした取り組みは、人々を物理的な障壁によって引き離しておくことで容易になるとLashinsky氏は書いている。建物は新しいプロジェクトに合わせて物理的に変更され、近くの従業員に知られないようにしている。

 Appleの従業員は、オフィスに建築作業員が現れたときに、何か大きなことが進行中であることを知る。新しい壁がたちまち立てられる。ドアが取り付けられ、新しいセキュリティ対策が施される。透明だった窓はすりガラスになる。部屋によっては、窓が全くない。こういった部屋は、封鎖部屋(lockdown room)と呼ばれ、いかなる情報も、理由なしに伝わることはない。

提供:James Martin/CNET
提供:James Martin/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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