アップルによるAnobit買収、合意成立か

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年12月21日 08時25分

 Appleがイスラエルを拠点とするフラッシュメモリ新興企業Anobitを買収したと報じられている。

 イスラエルのビジネスニュースサイトCalcalistによると、買収金額は4〜5億ドルの間であるという。Anobitは現地時間12月20日、同社従業員らに対し、Appleから買収の提案があり同社がそれを受諾したこと、また、従業員はApple社員となる予定であることを伝えたとされている。

Anobitのモバイルストレージ
Anobitのモバイルストレージ
提供:Anobit

 20日の記事に先立ち、Calcalistは先週、AppleによるAnobit買収がまもなく締結されると報じていた

 Anobitのフラッシュメモリ技術は、Appleの「iPhone」「iPad」「MacBook Air」で採用されている。Anobitは、エンタープライズストレージソリューションも提供している。Appleが同社買収を決断したのは、利幅を増やすためであると考えられる。今回の買収によって同社は、割増された金額を他社に支払うことなく、メモリを原価で入手できるようになるためだ。さらには、Apple最大の競合企業であるサムスンも、Anobitの顧客である。

 少し先走ってしまったが、AppleもAnobitも買収を認めていないことに触れておかなければならない。実際、両社は買収について交渉中であるとも述べていない。しかし、Appleはこれまでにも、何も発表しないまま買収を完了させたことがある。

 しかし今回は、別の関係者が口を滑らせてしまった可能性がある。イスラエル首相のTwitterアカウントは20日午前、同国の企業を初めて買収したAppleに祝福の意を示した。同アカウントは、新しいメディアディレクターであるEitan Eliram氏が運営している。

 「イスラエルへようこそ、Apple Inc.。同国における初めての買収を歓迎する」と同国の首相官邸はツイートしている。「イスラエルの豊かな知識がきっとAppleに利益をもたらすと確信している」(イスラエル首相官邸のツイート)

 これは、Calcalistの報道を裏付けるものとも考えられるが、このツイートが内部事情を知る者によるものなのか、単にCalcalistの記事に反応したものなのかは明らかではない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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