中国にある操業開始前の工場で、現地時間12月17日に爆発事故が発生した。これにより、「iPad」の生産が少なくとも一時的に影響を受ける可能性がある。
Reutersの報道によると、Pegatronの子会社Riteng Computer Accessoryが所有する上海の工場で爆発が起こり、61人もの人が負傷したという。爆発による火災は発生しなかったが、23人の従業員は入院が必要となった。機械類も損傷を受けたという。
Pegatronの最高財務責任者(CFO)を務めるCharles Lin氏はReutersの取材に対し、「工場は操業を開始していなかった。まだ操業前の検査を実施している部分もあれば、試験生産を行っている部分もある」と述べている。
事故により、Appleの現行および最新モデルのタブレット製品が影響を受ける可能性がある。中国のYi Cai Dailyによると、この工場では「iPad 2」の背面パネルを生産する予定だったという。
工場の操業再開は、市当局による調査と許可を待たねばならない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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