10インチ未満の機器はタブレットとして使い物にならないというSteve Jobs氏の判断を、Appleは無視するつもりなのだろうか? サプライチェーンの動きはそう示唆しているように思える。
台北に拠点を置くDigitimesの報道によれば、Appleは2012年第4四半期までに7.85インチの「iPad」を発売する「可能性が高い」という。
AppleはなぜJobs氏の遺志に背くのか? この記事によると、「7インチの『Kindle Fire』(との)激化する市場競争(中略)及び大型スマートフォンの発売に対応するため」らしい。
同記事は情報筋の話として、LGとAU Optronics(AUO)がディスプレイを提供すると伝えている。生産は、2012年第2四半期末までに開始される見込みだ。
DisplaySearchのアナリストであるRichard Shim氏も、米CNETの取材に対してほぼ同じ内容のことを述べている。Appleは、7.85インチのディスプレイを搭載した小型iPadの開発に興味を示しているというのだ。Digitimesと同様に、Shim氏も、登場するのは2012年で、QXGAディスプレイを搭載した9.7インチの次世代iPadを発売した後になるとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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