ソーシャルゲームのZyngaがNASDAQ市場に上場したが、これまでのところ幸先はあまり良くない。
Zyngaの株は米国太平洋時間12月16日午前8時頃から1株10ドルで取引が開始された。当初株価は1株当たり11ドルに値上がりしたが、すぐに5%下落して9.50ドルとなった。その後、株式市場は好調だったものの、同社の株価は小幅な値動きが続いた。
取引終了時には株価は50セント下落して9.50ドルとなった。
12月に入って、Zyngaは価格を1株あたり8.50ドルから10ドルと述べていたが、10億ドルを調達するために上限の価格で取引を始めることを15日に決定した。同社としては理にかなった決定をしたのかもしれないが、アナリストは強気すぎたとの見方を示している。
実際、Sterne AgeeのアナリストArvind Bhatia氏は、Zyngaの財務問題を考慮して1株あたり7ドルちょうどにすべきだと数日前に語っていた。
2011年に株式を公開したその他のウェブ関連新規企業は取引初日に印象的な結果を残していた。LinkedInは1株あたり45ドルで取引を開始し、122.90ドルでその日の取引を終了するという最高の株式公開初日を記録した。11月に株式を公開したGrouponは取引初日に株価が30%上昇した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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