さまざまなMacBook Airクローンが登場している。1月のConsumer Electronics Show(CES)では、Intelの次世代ウルトラブックコンポーネントをベースとするMacBook Air似のノートPCが多数発表される見通しだ。筆者は先ごろ、ASUSTeK Computer版のウルトラブックである「ASUS ZENBOOK」を使ってみた。ZENBOOKは見た目が良く、スタイリッシュな金属製キーも備えている。写真で見て思ったよりもはるかに良かった。コンピュータを軽量化し、バッテリ持続時間を長くすることは、Appleの専売特許というわけではない。Appleはただ最初にそれを完成させただけだ。それが可能だった理由は、同社がOSからハードウェア、小売までシステム全体を管理していること、そして、欲しいものをコンポーネントメーカーに強く要求する意思と価格決定力があることだ。
筆者は「Windows 7」と「Mac OS X」の両方を日常的に使用しているが、もはや両者の違いが分からなくなっている。それは主に、「Google Chrome」と「Microsoft Office」で大半の時間を費やしているからだ。実際のところ、デスクトップ管理という点ではWindows 7の方が優れている。Windows 7で文書を開くときや選択するとき、その文書だけが前面に表示される。そのアプリによって既に開かれているほかの文書がすべて前面に表示されることはない。確かにMac OS Xは使いやすくて安定しているが、Apple StoreでGenius Barの様子を見ると、多くのユーザーがさまざまな問題に直面していることが分かる。Windows 7と同様だ。
結論:多くのノートPCがMacBook Airのフォームファクタを採用するだろう。Windowsは現在の圧倒的な市場シェアを維持するだけでなく、最近Macに奪われたシェアを取り戻す可能性さえある。
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