電子小売大手のAmazonは米国時間11月28日、ブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)において「Kindle」製品ラインの売れ行きが非常に好調であったと述べた。
同社によると、79ドルの「Kindle」、99ドルの「Kindle Touch」、149ドルの「Kindle Touch 3G」、199ドルの「Kindle Fire」のブラックフライデーにおける販売台数が前年同日の4倍だったという。また、「Android」搭載のタブレットであるKindle Fireは、8週間前に発表されてから現在にいたるまで、Amazonのベストセラー商品のトップを維持しているとも同社は述べた。
しかし、Amazonはこれまでと同様に、何台販売されたかは明らかにしなかった。同社は、ブラックフライデーまでに「数百万台もの新しいKindleファミリとKindle Fire」を販売してきたが、ブラックフライデーにも多くの台数が販売されたと述べた。Amazonは、顧客の多くが自分用と他人へのプレゼント用に複数台のKindleを購入しているとも述べた。
Amazonは2011年9月に、新しいKindleファミリを発表した。各種Kindleは、オンラインと米国内の多数の小売店の両方で販売されている。
小売店に関していえば、Targetは28日、同店舗においてKindle Fireの売り上げがすべてのタブレットを上回ったと発表した。Amazonの同端末は、TargetにおいてAppleの「iPad」と並んで販売されていることを考えると、この情報は注目に値する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス