市場を調査しているasymcoのアナリストHorace Dediu氏は、ifoAppleStore.comによるApple直営店のデータに基づき、直営店の従業員1人あたりの売り上げは1四半期でおよそ10万ドルであると計算結果を導き出した。2010年通年での売り上げは従業員1人あたり48万1000ドルに達したという。2011年の売り上げは1人あたり約32万ドルだが、これには第4四半期の数字が含まれていない。
顧客の1回の訪問あたりの売り上げは約45ドルで、総訪問件数は年間でのべ2億5000万回以上になる。Apple直営店の従業員の数も訪問回数に比例して増えており、現在、1人の従業員が四半期あたり2500件の訪問に対応している。
従業員の勤務時間を四半期あたり360時間(週あたり30時間)と仮定すると、それぞれの従業員は1時間で6件の訪問に対応していることになる。
Dediu氏はこれらの数字から、Apple直営店の従業員は1人1時間あたり約278ドルの売り上げを生み出していると見積もっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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