Twitterのリニューアル--ユーザーのためか、広告のためか?

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2011年12月09日 13時05分
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 Twitterの新しいユーザーインターフェースに対する感想は賛否両論に分かれるだろう。しかし、同社がリニューアルで最終的に狙っているのは現行ユーザーではなく、成長なのではないだろうか。つまり、Twitterにユーザーをとどめること。より多くのインタラクションを発生させること。そして、あわよくば初心者に難しさをあまり感じさせないことだ。

 率直に言おう。従来のTwitterは、初心者には少し使いづらかったかもしれない。ブランドページ、タブメニュー、よりシンプルなデザイン、右側のタイムライン、そして、改良されたプロフィールなど、よりFacebookに似せるというTwitterの取り組みがさらなる成長を生み出すかは不明だ。また、Twitterは、AppleのiOS、そして、Android向けの公式アプリ2つを公開した。

 皆さんも(テックメディアがいつものように大げさに取り上げる)Twitterのリニューアルをみて、その動機について考えずにはいられないだろう。では、Twitterが実際にやろうとしていることは、何なのだろうか?次のことが考えられる。

  • さらなる広告収入を得る。ブランドページは、インタラクションと広告収入をうたっている。Gizmodoが指摘しているように、Twitterは主に閲覧をするユーザー向けだ。ユーザーを長時間とどめておくことが勝負の分かれ目となる。これらすべては、ある時点から広告エンゲージメントに対して物を言うことになる。
  • 近寄り難さを少なく。Twitterは、Home、Connect、Discover、Me、そして、ツイートタブに分けられた。これらのタブはFacebookユーザーにとって見慣れたものだ。
  • トラフィックを誘導する。Twitterのトラフィックには素晴らしいものがあるが、comScoreのトップ50サイトレイティングは第30位で、LinkedInよりも下にいる。comScoreのデータによると、Twitterのユニークビジター数は、4月に2450万人、6月に3065万人、10月に3480万人だったという。

 結局、Twitterが望んでいるのは、ユーザーにもう少し長く滞在してもらうことだ。Twitterがより長くとどまる場所になるかは依然として不透明だ。しかし、Twitterがビジネスモデルを実行し(そして予測されているIPOを行えば)いち早く今以上の注目を集めるようになるだろう。

Twitter

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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