Twitterのインターフェースが刷新された。主要機能の一部が改良され、「iOS」および「Android」向けに新しいアプリケーションが追加されている。Twitterをより関連性の高い情報を提供するサービスにする、そして、言うまでもなく広告主にとってより魅力的なものにするための大胆な試みである。
Twitterの新しいデザインは、セクションをタブに分けて整理するという概念を中心に構築されている。最初のセクションは「Home」。ユーザーはここで、受信するすべてのツイートを参照し、写真や動画などを参照したい場合はこれらのツイートを展開することができる。次のセクションは「Connect」で、ユーザーが「会話を行う」場所だ。つまり、Connectタブでユーザーは、新しいフォロワーや、自分のツイートに対して参照(@を付けて返信)、リツイート、またはお気に入りに登録などの何らかのアクションを取った人を簡単に確認することができる。
「Discover」は、ハッシュタグに関するタブだ。ただし、Twitterによると以前よりもずっとパーソナライズされているという。
「Discoverを使用すると、ユーザーの現在の位置、ユーザーがフォローしているもの、世界で起きている出来事に基づいて、ユーザーの関心を反映した結果が表示される。Twitterをさらに利用するにつれて、Discoverはさらに適切に、そのユーザーだけのためのコンテンツを提供するようになる」とTwitterは記している。
Twitterのウェブサイトおよび公式モバイルアプリケーションを介して、Twitterにアクセスする理由をユーザーに与えたいと、同社が考えているのは明白である。多数提供されているサードパーティーのアプリケーションの1つを使用している多くのユーザーは、当然ながらこれらの新機能を目にすることはない。
新たにローンチされたTwitter独自のブランドページも、米国時間12月8日に行われた今回の発表における非常に大きな動きである。これは、主要な広告主がユーザーとつながることのできるソーシャルネットワークとして現在優位にあるFacebookに対抗することを目的としている。Twitterが今回導入した主要な要素は、次の2つである。
AdAgeも、Twitterが21の広告パートナーとともに独自のブランドページをローンチしたと報じている。これらのパートナーは、Coca-Cola、Chevrolet、McDonald's、Nike、PepsiCo、Verizon Communicationsなど、誰もが知っている主要ブランドばかりである。
Twitterの全ユーザーが、できるだけ多くの場所からできるだけ高速に、刷新された同サービスにアクセスできるようにするために、Twitterは、同社の「iPhone」および「Android」アプリケーションの最新版をリリースした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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