2011年も暮れに近づくなか、Twitterが「Year In Stories」という新シリーズで、世界中の投稿者に影響を与えた大きな出来事を振り返っている。
Twitterが目玉とする記事の1つは、Shohaib Athar氏がにわかに有名になった投稿についてだ。5月、就寝中に頭上でヘリコプターの音を聞いたAthar氏は、周囲の様子を見て、Twitterでフォロワーに何が起きているかを知らせた。そのときは気づいていなかったが、Athar氏はOsama bin Laden容疑者の隠れ家襲撃をTwitterで実況中継し、その日の出来事を報じた世界で最初の人物となった。
Twitterは「アラブの春」においても重要な役割を果たした。状況を憂慮する人々が言葉を発し、支持を表明する場として、ソーシャルネットワークが有効であることが明らかになっただけではない。1月にGoogleの中東および北アフリカ担当マーケティング責任者であるエジプト人のWael Ghonim氏が、「1年前、インターネットがエジプトの政治情勢を変えると言ったら、友人にバカにされた」とツイートしたことで、Twitterはそれをはるかに上回る影響を及ぼした。翌日、Ghonim氏はエジプト政府に対する抗議運動を組織したとして拘束された。後に釈放されたが、同氏の逮捕はムバラク政権崩壊につながる重要な出来事となった。
だが、Twitterの貢献はそれだけにとどまらない。2011年の動向に影響を与えたとTwitterが述べているその他の出来事には、次のようなものがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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