東芝、インドネシアで専用アプリ内蔵のタブレット発売--現地企業と提携

 東芝は12月8日、インドネシアにおけるタブレットの普及拡大に向け、現地の大手メディア企業「コンパス・グラメディア」(コンパス)と提携し、電子配信サービスを利用できるアプリを搭載した7型タブレット「REGZA Tablet AT1S0」を発表した。発売は12月15日。日本円にして約5万円で販売する。

  • 「REGZA Tablet AT1S0」

 REGZA Tablet AT1S0は7型のタッチパネル液晶を搭載したタブレット端末。OSにはAndroid 3.2を採用する。

 搭載されるアプリは、料理レシピや女性情報誌、IT製品情報などの無料コンテンツ7つと、電子雑誌ストア用の有料コンテンツ1つ。東芝では、インドネシアの大手メディア企業であるコンパスと連携することで、現地需要に合致したサービスの提供を目的にしているとのこと。また機器とコンテンツが一体となった共同プロモーションなどを展開することで、他社との差異化を狙う。

 コンパスは1963年に創業したインドネシアの大手企業。新聞、出版、放送などのメディア事業を手がけている。

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