Dellは、「Android」搭載タブレット「Streak 7」の販売を終了した。
Dellのウェブサイトで同タブレットのページにアクセスすると、「Streak 7はオンラインでの販売を終了しました」というメッセージが表示される。このページでは現在、「Venue」や「Venue Pro」など、Dellが販売する他のモバイル端末の情報を掲載している。なお、Streak 7向けのアクセサリの販売はまだ継続している。
Streak 7の販売中止は、わずか数カ月前、5インチタブレット「Streak 5」が販売終了となったことに続くものだ。
とはいえ、Dellが7インチタブレットの販売終了を正式表明していないことは注目に値する。現在、米CNET はDellに対し、Streak 7タブレットの現状に関する問い合わせを行なっており、その回答が得られるまで、同タブレットの販売が終了したと断定するのは早いかもしれない。たとえばAmazon.comは、現在もStreak 7の販売を継続している。
AndroidベースのStreak 7は、7インチのディスプレイとデュアルコアプロセッサを備え、価格はT-Mobile USAとの2年契約で199ドルとなっている。2年契約をしない場合は450ドルだ。
米CNETの編集者Donald Bell氏は、Streak 7のレビュー記事でこの端末を「大変良い」と評価しつつも、「続々と登場する『Android 3.0』搭載タブレットにわれわれの目を向けさせないというほど」の魅力はないと述べていた。
いくつかの欠点や他のAndroid搭載端末との競争に加え、「iPad」の影に隠れてしまっていることで、Streak 7が支持を拡大することはほぼ不可能な状態となっていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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