1999年から2006年の間にLCDの価格をつり上げていたとする訴訟において、シャープが1億500万ドル、サムスンが8270万ドルを支払うことで和解したという。米国時間12月6日にサンフランシスコの米カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に提出された裁判所の書類を入手したBloombergが伝えている。Chimei Innoluxも、この集団訴訟の一環として7800万ドルを支払うことで和解したという。
Bloombergによれば、この訴訟で名前が挙げられた8社が合計で3億8800万ドルを支払ったという。
2011年10月には、韓国でLCDメーカー6社が1億7600万ドルの罰金を支払った。韓国の公正取引委員会(FTC)は当時の声明で、「これらのメーカーはパネルの最低価格、各製品タイプの価格決定方針、値上げのタイミング、現金割引の禁止について共謀していた。彼らはそうした行為が違法であることを認識しており、関連する会合や情報を隠していた」と述べていた。
2010年12月には欧州でも複数のLCDメーカーに対し約6億4900万ユーロの罰金を科しており、2008年には米国で、LG Display、シャープ、Chunghwa Picture Tubesが合計5億8500万ドルの罰金を支払った。
米CNETはサムスンとシャープに、今回の和解に関するコメントを求めたが、どちらからもすぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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