GMOインターネットグループのGMOクラウドは12月7日、パブリッククラウド「GMOクラウド Public」のサービスを増強し、12月15日から提供すると発表した。
GMOクラウド Publicは、仮想マシン(VM)のCPUやメモリ、ディスク容量といったリソースを、利用用途や想定されるシステム負荷に応じて1時間単位で設定できる。6月からサービスを開始し、500社を超える企業に採用されている。
VM作成数に制限はなく、システム規模に応じたリソースを任意のタイミングで無駄なく割り当てられ、リソースの拡張時に発生する料金も事前に確認できる。初期投資やムダな運用コストを抑え、最適化されたシステム運用を国内最安値水準の低価格で実現できるという。
今回のサービス増強では、高負荷な環境下でより安定した稼動の継続性を追求するため、性能を従来の約4倍に強化するとともに、VMを作成するハイパーバイザを「KVM」と「Xen」の2種から選べるようにした。ハイパーバイザの異なるVMを複数作成してシステムを構成することも可能となっている。
料金プランは、最短1時間から利用できる従量課金型と1カ月単位で利用できる月額課金型の計14プランが用意されている。
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