東芝は11月24日、親開発の「ecoチップ」を搭載した32V型の液晶テレビ「レグザ 32BE3」(32BE3)を発表した。リモコンボタン操作のみで待機電力ゼロワットを実現するという。発売は12月中旬。店頭想定価格は9万円前後になる。
新開発されたecoチップは、テレビ視聴時にリモコンの電源ボタンでオフにすると、ecoチップを大容量キャパシタに充電した電力で動作させ、AC電源をリレーで切断することで、AC電源プラグを抜いたときと同等の待機電力ゼロワットを実現するというもの。東芝では5月にecoチップ搭載機の商品化を明らかにしていた。
リモコンにバックライトのレベルを50%オフ、75%オフと2段階で調節できる節電ボタンを設けたほか、消費電力のLEDバックライト液晶を搭載。従来機に比べ、年間消費電力量を約27%削減しているとのことだ。
本体には地上、BS、110度CSデジタルチューナを1基搭載。USB HDDを接続すれば「シングルチューナー留守録」にも対応する。また、自動録画された新しいニュース番組を視聴できる「今すぐニュース」、来客などで少しテレビの前から席をはずした時、見ている番組を録画する「ちょっとタイム」機能なども備える。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス