東芝、タイムシフト機能を内蔵したレグザサーバー登場--最大6ch15日分を録画

 東芝はBlu-ray Discレコーダー「レグザブルーレイ」シリーズに、地上デジタル放送6チャンネル分を15日分録画して一時保管する「タイムシフトマシン」機能を内蔵した「レグザサーバー DBR-M190」など4機種の新製品を発表した。

 発表されたのはタイムシフトマシン機能を備えた「レグザサーバー DBR-M190/M180」と「レグザブルーレイ DBR-Z160/150」の4機種になる。全機種ともに液晶テレビ「レグザ」や「レグザタブレット」と連携して録画済み番組が視聴できる「レグザリンク・シェア」機能を内蔵する。

  • 「レグザサーバー DBR-M190/M180」と「レグザブルーレイ DBR-Z160/150」

 M190、M180は、タイムシフトマシン専用の地デジチューナを6基搭載し、最大6チャンネル分の過去の番組を録画し、一時保管することが可能。M190は5テラバイト中4テラバイト、M180は2.5テラバイト中2テラバイトを、タイムシフト専用HDDとして装備する。

 タイムシフトマシンでの録画以外に地上、BS、110度CSデジタル放送の中から2番組を同時録画して視聴することもでき、タイムシフト録画と通常録画をあわせると最大8チャンネルの同時録画が可能だ。

 同社の液晶テレビ「レグザ」にも採用されている高画質映像処理システム「レグザエンジンCEVO」も搭載。「レグザ 55X3」「レグザZP3/Z3」シリーズと連動させれば、さらなる高画質映像を再現できるとしている。

 YouTubeをはじめ、テレビ版Yahoo! JAPAN、TSUTAYA TV、ひかりTVといった各種ネットワークサービスもサポート。発売は12月中旬。店頭想定価格はM190が20万円前後、M180が15万円前後になる。

 レグザ DBR-Z160は2テラバイト、Z150は1テラバイトのHDDを内蔵したBlu-rayDiscレコーダーだ。店頭想定価格はZ160が11万円前後、Z150が9万円前後で11月上旬に発売する。

 全機種ともにあらかじめ設定した時間帯にリモコンの電源ボタンを押すと、約1秒で起動する「瞬速起動」を実現。USB HDD接続にも対応し、HDDを手軽に拡張することが可能だ。また、「レグザAppsコネクト」の専用アプリ「RZライブ」(2011年12月中旬配布予定)などのアプリケーションをレグザタブレットにインストールしておけば、放送中のテレビ番組をレグザタブレットに配信でき、テレビのない部屋で地上デジタル放送を楽しめるようになるとしている。

 

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