「imm.io」は、手元の画像をアップロードしてオンラインで共有する、シンプルな画像共有サービスだ。不特定多数の人に見てほしい画像がある場合に、簡易アップローダとして活用できる。会員登録も不要なため、思い立ったらすぐに使えるのが大きな魅力だ。もともとは画像編集サービス「Pixlr Editor」と連携したサービスだが、完全にスタンドアロンなサービスとして利用できる。
使い方はごく簡単。トップページにアクセスし、アップロードしたいファイルを選択すると即アップロードが開始され、完了すると画面上に表示される。操作はたったこれだけ。この時点で固定URLが発行されているので、コピー&ペーストして相手に知らせればOKだ。
「Twitpic」など、特定SNSにひもづけられた画像共有サービスと異なるのは、匿名で画像をアップロードできること。アップロードした1枚1枚が完全に独立したURLになっており、投稿者名も表示されないため、TwitterやFacebook、Flickrなど投稿者の推測が容易なサービスにアップした場合と比べ、過去にアップロードしたほかの写真を芋づる式に見られてしまうといった心配がない。
会員登録が必要ない分パスワード制限もないため、公開範囲を指定することはできないが、シンプルなだけにクセもなく、スマートフォンからも簡単に参照できる。30日間アクセスがないと画像が削除されるというコンセプトは「30days Album」に近いが、こちらは1枚ずつしかアップロードできず、詳細なコメントをつける機能もないため、アルバム用途ではなくあくまで一時的な共有向けということになる。
実際に使ってみると、どこにでもありそうなサービスでありながら、直接的な競合があまりない、カユいところに手が届くサービスであることが分かる。アクセスされた回数がページ上で表示されるほか、Facebookの「いいね!」ボタンなども用意されており、反響を知るのも容易だ。不特定多数を相手に匿名で公開したい場合はもちろん、メールアドレスを知らない相手に画像を見せる用途まで、幅広く活用できるだろう。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?