「goPileus」は、ブラウザ経由でファイルの送受信ができるオンラインストレージサービスだ。マウスによるドラッグ&ドロップだけで簡単にアップロードできる操作性のよさと、フォルダ管理で多数のファイルを効率よく扱えるのが売りのサービスだ。
本サービスの特徴は、ブラウザにドラッグ&ドロップするだけでファイルをアップロードできるインターフェースにある。マウスでドラッグ&ドロップしたのち、表示されるURLをコピペして相手に送るだけの簡単操作だ。ブラウザを経由せずにダウンロードできるので、広告をわずらわしく感じることもないうえ、URLはbit.lyによって短縮表示されるので、Twitter上でのやりとりにも向く。
同時アップロード可能なファイル数および保持される期間は、会員登録の有無によって異なる。会員登録をしない場合は同時に1つだけ、保持時間は最大30分なので、いますぐ相手に受け渡したい場合に向く。会員登録をすれば複数のファイルを扱えるようになるほか、保持期間も最大48時間に延び、さらに容量についても最大1Gバイト(ファイルひとつあたり50Mバイト)まで増える。
また会員としてログインすると、ファイルをフォルダに分類して管理できるようになる。渡したい相手別やファイルの種類別に分類することで、使い終えたファイルをこまめに削除するなど、管理が容易になるというわけだ。アップロードしたファイルは個別ダウンロードはもちろん、まとめてダウンロードすることも可能だ。競合サービスのようにパスワードをかける機能は備わっていない。
使ってみた限りでは、アップロード完了後に再読み込みをしてキャッシュを更新しないとリストにファイルが表示されない場合があったが、日本語ファイルやフォルダ名も問題なく利用でき、動作も軽快。進捗がパーセント表示でわかりやすいのもよい。フォルダ管理のルールを決めて使い込んでいけば、日々多数のファイルをやりとりする場合に強い味方になってくれるだろう。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス