パナソニックは11月15日、Android 3.2を搭載した企業向けのタブレット「TOUGHPAD(タフパッド)」の受注を11月16日から開始すると発表した。発売時期は2012年5月を予定している。価格はオープン。
企業向けとして実績のある「TOUGHBOOK(タフブック)」で培ってきた技術をベースに、日本と世界各国の企業向けモデルとして開発したものという。タッチパネルはマルチタッチに対応し、付属のデジタイザーペンでも操作できる。
屋外でも視認性のよい約500cd/m2の高輝度な10.1型XGA TFTカラー液晶(1024×768ドット)を搭載し、高輝度液晶に反射防止処理を施して反射率を低減した。サイズは高さ212.0mm×幅266.3mm×厚さ17.0mmで、Marvellのデュアルコア CPU(1.20GHz)を搭載。駆動時間は約10時間となっている。
過酷な現場でも運用可能な耐落下や振動、衝撃性能、水やホコリにも強いIP65に準拠した。さらにソフトウェアによるセキュリティ対策に加え、System On a Chip(SoC)内に物理的に分離したセキュリティプロセッサを搭載している。海外での販売を想定しており、日本、米国、欧州の主要国での安全や無線・EMC規格に適合したハードウェアという。また、これらの地域での修理サービスのオプションを準備しているという。
TOUGHPADは、11月16日から東京ビッグサイトで開催する「メンテナンス・テクノショー」に参考出展される。
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