UPDATE LogitechがGoogle TVセットトップボックス「Revue」の製造を中止する。同社は、Revueの発売そのものにより財政的な打撃を受けたことを認めた。
Logitechの最高経営責任者(CEO)を務めるGuerrino De Luca氏は米国時間11月9日、同社が主催したAnalyst and Investor Dayにおいて、Revueは過ちであったことを明らかにした。The VergeによるとDe Luca氏は自身の発表の中で、Google TVを「ベータ版」製品と呼んで非難したという。
De Luca氏は投資家らに対し、Logitechは約1年前にRevueを発売してから、1億ドルを超える営業利益を失ったと述べた。そのため同社は、この四半期は単にRevueの既存在庫を放出し、その後これに代わるセットトップボックスは製造しない予定である。
De Luca氏は発売当時のGoogle TVは準備が整った状態ではなかったことを示唆する一方で、Logitechはこの時に検索大手Googleの製品を画期的だと勘違いしてしまったと、The Vergeには書かれている。
De Luca氏はまたLogitech自身にも「EMEA(欧州、中東、アフリカ)地域での戦略ミス」があり、Revueに対する市場の興味を喚起できなかったと述べている。
また同氏は、Google TVに将来はあると信じているとも述べたが、その可能性があるのは「Google TVの孫世代」になるとした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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