Microsoftが近日中にゲームサイト「Xbox.com」の大規模リニューアルを計画している。ソーシャルネットワーキング機能を高めるほか、一部のエリアについては新たなユーザーインターフェース(UI)である「Metro」ベースのデザインに刷新する予定だ。
米国時間11月8日夜にXbox.com Blogに投稿された詳細によると、Microsoftは現行サイトの「My Xbox」セクションを「Social」というシンプルな呼び名の新エリアに置き換えるという。新たなSocialセクションでは友人が現在何をしているかを確認できるほか、「Xbox 360」ダッシュボードの次回アップデートで提供予定の新機能「Beacons」も利用できる。Beaconsでは、今すぐ、あるいは特定の時間に他のユーザーとプレイしたいゲームを設定できる。
新しいSocialページにはMicrosoftが掲げるMetroインターフェースが採用され、ルックアンドフィールも一新される予定だ。ページ上部にはMetroベースのタイル群が表示され、「Xbox LIVE」の各種イベント、「Xbox LIVE Marketplace」で新たに提供を開始したゲームに関する詳細、および発売予定の最新ゲーム紹介へのリンクを備える。その左側には、オンライン状態にある友人の数とメッセージの未読件数を示すリンクも用意される。
アバターの下には複数のリンクがあり、ここから自分のアカウントやダウンロード待ちリストの確認、自分のプロフィールの編集、Xbox LIVE Marketplaceコードの引き換えができる。「Friends' Activity」セクションでは、友人が現在プレイしているゲーム、そのゲームを現在プレイしている友人、および最近プレイした友人が表示される。また、ユーザー本人が最近読み込んだゲームなどのアプリケーションや、現在それらをプレイしている友人の数を確認することもできる。
新たに用意される「Activity」ページは、Beacons機能のホーム画面となる。ここでは他のユーザーとプレイしたいゲームを選択できるほか、プレイしたい時間帯を指定して予告メッセージを残すことも可能だ。
今回のXbox.comサイトの見直しでは、「Social」ページを追加しただけでなく、他にも複数の機能を追加している。中でも注目すべきは新規の「Video」セクションで、ここでは「Zune」サービスのビデオカタログを検索およびブラウズしたり、Xbox 360、Zune、または「Windows Phone」搭載端末で視聴可能な映画やテレビ番組を購入したりできる。
Microsoftでは、これらの新機能が今後数日以内に公開されるとしているので、Xboxユーザーは11月第2週のうちにサイトをチェックしてみるといいだろう。同社はまた、Xbox 360ダッシュボードの大規模なアップデートでも詰めの作業に追われており、一部の報道では11月中に公開されるとの情報もある。このアップデートでもXboxダッシュボードにMetroのUIデザインが適用されるほか、「YouTube」および「Bing」との統合も実現される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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