Appleは、同社の共同創業者であるSteve Jobs氏をしのぶ追悼ページを公開し、同社の顧客や従業員から寄せられたメッセージを掲載している。
Appleはこの追悼ページの冒頭に、次のように書いている。「世界中の100万人を超えるみなさんから、Steveに関する思い出や考え、気持ちをお寄せいただきました。個人的な友人から同僚、Apple製品の所有者まで、全員に共通しているのは、彼の情熱と創造性にいかに心を動かされてきたかということです。以下では、こうしたメッセージの一部をご覧いただけます」
その下には、Jobs氏への想いを語るメッセージがスクロール可能なリストの形で列挙されている。
あるメッセージでは「Steve、あなたは時代を代表する人です」と語り、「あなたがいなくなって、わたしたちは本当に寂しい思いをしています」とつづられている。別の人物は、「Jobs氏の家族にお悔やみ申し上げます」の言葉に続けて、同氏を「歴史上最も偉大な人物の1人」と呼んだ。
Appleの追悼ページ公開の前には、Jobs氏をたたえる追悼行事の一環として、米国時間10月19日に一部の小売店舗を数時間休業する決定をしたとのニュースが報じられた。流出した従業員への社内メモによると、この追悼式は同日の午前10時からApple本社で行われるという。従業員向けのこの式典は、ウェブキャストでも配信される予定と伝えられた。
Jobs氏は10月5日、膵臓(すいぞう)癌との長い闘病の末、56歳で死去した。その死の発表直後から世界中の人々がTwitterなどのソーシャルネットワークに集まり、Jobs氏を追悼した。Appleの共同創業者であるSteve Wozniak氏をはじめ、これまでの年月の間にJobs氏と一緒に仕事をしてきた人々も、その多くが同氏の死去にあたりコメントを発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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