「iOS 5」と「iCloud」、米国時間10月12日に提供開始へ

Marguerite Reardon (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 高森郁哉2011年10月05日 10時25分

 Appleが米国時間10月4日にカリフォルニア州クパチーノで開催したイベントを実況した複数のブログによると、同社は「iOS」の最新ソフトウェアアップデートと「iCloud」ストレージサービスを10月12日にリリースする予定だという。

 Appleは、6月に開催したWorldwide Developers Conference(WWDC)で、新しい「iOS 5」とiCloud音楽サービスを発表していた。iOS 5には、通知機能やiOSユーザー向けの新しいメッセージングサービス「iMessage」など、多数の新機能が搭載される予定だ。また、Appleは「リマインダー」と呼ばれるiOS 5向け新アプリケーションも発表している。リマインダーは位置情報に基づく通知機能を備えており、オフィスを離れたときに雑貨店に立ち寄るよう思い出させる、といった設定が可能だ。

 iCloudはiOSユーザーに無料で提供されるストレージサービスで、デバイス間でデータを受け渡す、デバイスのバックアップをクラウド内に保存する、といった機能を備える。これまで開発者にはiCloudへのアクセス権が提供されていたが、一般公開は2011年秋からの予定だ。

 また、iCloudサービスの一部である「iTunes Match」サービスは、2011年10月下旬に始まるとみられている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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