検索企業GoogleがIBMから1000件を超える特許を購入していたことが、米国特許商標庁(USPTO)のサイトに掲載された文書で明らかになった。
USPTOのウェブサイトに掲載された文書によると、1023件の特許が米国時間8月17日付けでIBMからGoogleに譲渡されている。その数は、実際よりも1件多いかもしれない。この8月の特許譲渡を最初に報じた検索業界関連ブログのSEO by the Seaは、数字の1つが「誤っているように思われる」ため、Googleが実際に譲り受けたのは1022件だけかもしれないと述べている。
いずれにせよ、Googleは広範囲にわたる市場を網羅する多数の新しい特許を手に入れた。USPTOのサイトによると、Googleは「ネットワーク上の通信」から「オーディオ通信」にいたるまであらゆる特許を獲得している。またGoogleは、ドキュメント上の署名確認と「3次元仮想現実におけるアニメーションの再利用」に関連する特許も獲得している。
両社が最初に取引をしたのは7月で、Googleはそのときにも1000件以上の特許をIBMから購入している。Googleが8月に購入した特許と同様に、これらの特許は、複数の市場にわたっており、「ウェブベースのクエリ」から「メモリおよびマイクロプロセッシングチップの製造とアーキテクチャ」にいたるまであらゆるものに関連している。
Googleは、IBMの特許を最初に購入した際、その購入金額を明らかにしなかったが、同社の広報担当者は声明で米CNETに対し、同社は今後も時々において、「われわれのビジネスニーズに関連する特許を購入する」と述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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