燃え尽き症候群に陥らないために--ITプロフェッショナルに贈る10のアドバイス - (page 2)

Brien Posey (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2011年09月06日 07時30分

#4:ストレスを吹き飛ばす

 これまでにも多くの人が述べてきていることであるが、ストレスを解消し、燃え尽き症候群に陥らないようにするには、何らかの趣味を持つのが一番である。筆者は原則としてこれに賛成であるものの、趣味であれば何でもよいというわけにはいかないとも感じている。仕事のことを忘れて打ち込める趣味もあれば、そうでない趣味もある。例を挙げると、筆者の昔の趣味はゴルフだったのだが、一緒にプレーする仲間はいつも仕事の話ばかりしていた。このため現時点での筆者のお気に入りは、高速艇でのボートレースや、ラジコンヘリコプターの操縦となっている。どちらも高度な精神集中が要求されるため、仕事のことを考える余裕などなくなってしまうのである。

#5:健康的な食事を心がけ、適度に運動する

 これを聞いて不思議に思う方もいるかもしれないが、きちんとした食事と運動には、燃え尽き症候群を予防する効果があるのだ。ファーストフードを食べた後で気分が悪くなった経験を持つ方であれば、きちんとした食事をとった後はだいたい気分が良くなるという事実に頷けるのではないだろうか。そして気分良く感じられるということは、1日を乗り切るために重要なのである。

#6:人と交わる

 友人や家族とともに過ごしたのは何日前のことだっただろうか?短時間でも定期的に機会を設け、少しばかり人と交流することで、仕事のことをしばらく忘れられるようになるはずだ。

#7:脱出計画を立てておく

 仕事があまりにもつらいという状況にあるのであれば、その状況を改善するために何ができるのかをじっくりと考えてみてほしい。例えば、特定の人々を避けるようにすればよいのかもしれない。あるいは、転職という決断を下すべき時なのかもしれない。状況の改善につながる道がはっきりしたのであれば、次のステップはその道を進むための地に足のついた計画を立てることである。もっとも、状況を変えることは難しいかもしれず、すぐに変えられるわけでもないだろう。とは言うものの、意志あるところに道は開けるのである。

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