Hewlett-Packard(HP)は、「TouchPad」に対する消費者の需要が急増したことを受け、同プラットフォームを最後にもう1度製造する予定である。
HPが米国時間8月19日、16GバイトのTouchPadの価格を100ドルに引き下げたことから、オンラインおよびBest Buyなどの電気店において同製品の購入が殺到した。HPは、webOS端末事業の閉鎖を発表した後に、TouchPadの価格を引き下げた。TouchPadにはwebOSが搭載されている。
HPは、同社ウェブページ上の投稿で、TouchPadを台数限定で数週間のうちに提供する予定であると述べた。
「台数限定で数週間後に提供する予定である。いつどこでどのようにTouchPadを提供するかが分かり次第、ここで発表するとともに、通知を希望したユーザー宛てに電子メールによって連絡する」とHPの広報マネージャーを務めるMark Budgell氏は述べた。
「HPは、10月31日を末日とする当社の2011会計年度第4四半期の間に、『webOS』搭載のTouchPadを台数限定で製造する予定である」と同氏は述べた。
しかし同社は、今回の製造工程後は、需要に対応してTouchPadをさらに製造することはしない予定である。「HPは、webOS端末の開発を終了する予定であり、2011会計年度第4四半期中に端末事業を縮小する予定である」と同氏は記している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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