グーグル、「iPhone」向け写真共有サービスを一般公開

Jay Greene (CNET News) 翻訳校正: 中村智恵子 長谷睦2011年08月18日 10時46分

 Googleの写真共有サービス「Photovine」が米国時間8月17日にiTunesで一般公開された。

 7月に招待制アプリケーションとして登場していた同サービスは、ユーザーが写真を撮影し友人と共有するという点で、Twitterで思いついたことをつぶやくのに近い。しかしPhotovineでは、複数の撮影者が、特定のテーマに関する写真をグループ分けして共有できる。例えば、あるユーザーが職場の机の写真を撮り、「散らかった机」というテーマで共有スペースに上げると、他のPhotovineユーザーもそれぞれの仕事場の写真を同じテーマ上に追加するといった形だ。この新しいアプリケーションでは、こうしたテーマによってグループ分けされた写真の集まりを「vine」(植物の「つる」の意)と読んでいる。

 タイトルは「散らかった机」のように日常的なものでも、もしくは「女性同士で夜のお出かけ」といった個人的なものでも可能だ。本日の最も人気のあるvineを見てみると、魅力的な子犬の写真ばかりがそろう「超可愛い犬」や、冷たいグラスに注がれたビールや砂浜でのたこ揚げを撮影した写真が見られる「夏といえば大好きなこと」などがある。

 ユーザーが投稿した写真は、その写真が含まれているvine、もしくはユーザープロフィールをブラウズすれば誰でも見ることができる。ただしフォローしているユーザーの写真は、フィード画面に自動的に表示される。Photovineでは、他ユーザーの写真をブラウズしたりフォローしたりする際、相手の許可は必要ない。

 同サービスは「iPhone」内で完結するサービスで、写真およびvineのタイトルはすべてiPhone上で作成できる。また、ユーザーは写真やvineをFacebookとTwitterで共有できる。不思議なことに、Google独自のソーシャルネットワーキングサービス「Google+」とはまだ統合されていない。加えて、Photovineが公開されているのはiTunesのみで、Googleの携帯向けOS「Android」搭載端末には対応していない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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