SkypeのWi-Fiアクセスアプリケーションが、Appleの「iOS」端末向けに提供される。
同社は米国時間8月17日、「Skype WiFi」アプリケーション(以前は「Skype Access」と呼ばれていた)を無償アプリケーションとしてApple Storeで提供開始したと述べた。(「iOS 4.1」以降を搭載する)「iPhone」と「iPod touch」、「iPad」ユーザーは、既存のSkypeアカウントを利用して世界中の100万以上のWi-Fiホットスポットに接続可能になるという。
これにより、ユーザーはホテル、空港、駅、コンベンションセンター、バー、レストランのWi-Fiホットスポットに接続して、「Skype Credit」で使用分を支払えるようになる。Skypeを介してこれらのホットスポットにアクセスすることには、次の2つの利点がある。1つめは、ユーザーが既存のSkypeアカウントとクレジットが使用できること。2つめは、1時間または1日分の使用料を支払うことなく短時間だけWi-Fiホットスポットを利用できることである。
同社はブログで、「Skype Creditで使用した分数の分のみを支払う」と述べた。「したがって、電子メールをチェックしたり、Skypeでちょっと通話したりするだけならば、1時間または1日分のWi-Fiバウチャーを購入する必要はない」(Skypeブログ)
同アプリケーションは世界中を旅行する人々に最適で、iPhone、iPod touch、iPadでオンライン接続するための、費用対効果が高くシンプルな方法であると同社は述べている。
Skypeアプリケーションを介したWi-Fiアクセスの料金は、1分あたり約0.06ドルで、ユーザーは使用した分数の分だけ課金される。ホットスポット接続中にアップロードまたはダウンロードするデータの量に制限はない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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