市場調査会社Gartnerは、2011年第2四半期の世界市場におけるスマートフォン販売台数と市場シェアに関する調査を発表した。それによると、販売台数4680万台、市場シェア43.4%を達成した「Android」搭載スマートフォンが「Symbian」を抜いて首位の座についたことがわかった。前年同期のAndroidの販売台数は1070万台で、市場シェアは17.2%だった。
第2位のSymbianは、前年同期に販売台数2540万台、40.9%のシェアで首位となっていたが、2011年には2390万台、シェア22.1%という結果となった。第3位はAppleの「iOS」で、販売台数1960万台、18.2%のシェアとなった。
Research In Motion(RIM)の「BlackBerry」は、市場シェアが前年同期の18.7%から11.7%と、大幅に落ち込む結果となった。
メーカー別では、Nokiaが引き続き首位となり、販売台数はほぼ9800万台に達し22.8%の市場シェアを占めた。ただし、前年同期は販売台数1億1100万台、市場シェアは30.3%であった。
第2位はサムスンで販売台数6980万台に対し市場シェア16.3%となった。LGとAppleがそれに続き、LGの販売台数2440万台に対し市場シェア5.7%、Appleは1960万台に対し4.6%だった。
Gartnerによれば、携帯電話機全体の売り上げは、2011年第2四半期には4億2870万台となり、前年同期の3億6800万台を大きく上回ったという。スマートフォンの売り上げは、前年同期の6200万台から増加して1億770万台となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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