ネットワーク機器大手のCisco Systemsは波乱に満ちた2011会計年度に幕を下ろし、最高経営責任者(CEO)のJohn Chambers氏は2012会計年度に向けて「はっきりとした目標を掲げ、俊敏で効率的、かつ攻撃的な企業」になることを約束した。
Ciscoが米国時間8月10日に発表した第4四半期決算では、売上高は前年同期比3.3%増の112億ドルで、利益は12億ドル(1株あたりの利益22セント)だった。非GAAPベースでは利益が1株あたり40セントとなり、ウォール街の予測を2セント上回った。全体的に見ると、Ciscoの第4四半期の利益は前年同期比36%減となった。
2011会計年度通年では、売上高は432億ドルで、純利益は65億ドル(1株あたりの純利益1.17ドル)だった。
Ciscoはここ数四半期の間、ウォール街の予測を上回る決算を発表しているものの、その後の将来的な見通しで落胆させることが多い。Ciscoの電話会議で主な話題になったのは経済に対する懸念であった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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