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ガートナー:2011年中に42%のPCが「Windows 7」ベースに

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 末岡洋子2011年08月11日 15時23分
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 Gartnerが米国時間8月9日に発表した最新の予測によると、2011年末には、世界で利用されるPCの42%が「Windows 7」搭載機になるという。

 Gartnerはまた、2011年に出荷される新規PCのうち94%がWindows 7を搭載するとも予想している。

 2010年と2011年にIT支出が改善していることから、米国とアジア太平洋のエンタープライズ市場でWindows 7の実装が加速しているという。

 「しかし、西欧州での経済の不確実性や、中東およびアフリカ(MEA)の一部の国における政治の不安定性、日本で発生した2011年3月の地震と津波後の景気減速により、これらの地域ではWindows 7の実装はやや遅れ、ゆっくりと進むだろう」とGartnerは警告している。

 Gartnerの「Forecast Analysis: PC OS Market, Worldwide, 2008-2015, 2011 Update(予測分析:2008年-2015年の世界PC OS市場、2011年改訂版)」では、このほかに以下の予想を挙げている。

  • Windows 7は、企業全体の大規模なマイグレーションを通じて全員が実装する最後のMicrosoftのOSとなるだろう。将来、多数の企業や組織が、Windows OSを搭載する標準のPCに代替のクライアントコンピューティングアーキテクチャを導入し、今後5年で仮想化とクラウドコンピューティングの傾向が進むだろう
  • 2011年末までには、世界の約6億3500万台の新規PCがWindows 7を搭載して出荷されると予想される
  • AppleのPC市場におけるシェアは今後も成長を続ける。2011年末には、Mac OSは世界のPCの中で4.5%のシェアを占める。これは、2010年から4%の増加となる。2015年には、この数字は5.2%に達するだろう
  • デスクトップにおけるLinuxのシェアは、今後5年間も「ニッチにとどまる」だろう。シェア値は2%以下と予想される
  • Googleの「Chrome OS」と「Android」、(Hewlett-Packardの)「webOS」は今後5年間、PC市場において大きなシェアを獲得しないだろう
  • 2012年は、エンタープライズアプリケーション市場においてWindows用とOS中立型のシェアが交差する年となり、50%のアプリケーションがOS中立型になるだろう。コンシューマー市場では、ウェブアプリケーションが幅広く受け入れられるようになったことから、シェアの交差はすでに起こっている
  •  2011年6月、Forresterのアナリストは、企業のデスクトップのうち21%でWindows 7が動いており、いまだに全体の60%は「Windows XP」が搭載されていると報告していた。

    この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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