米国時間8月1日、Microsoftは最新の「Microsoft Desktop Optimization Pack(MDOP)」となる「MDOP 2011 R2」の一般提供を開始した。
MDOPはビジネスにフォーカスしたツールで、「Software Assurance」契約を結んだボリュームライセンスユーザーのみに提供される。最新版となる2011 R2リリースでは、「Microsoft Diagnostics and Recovery Toolkit(DaRT)7.0」「Microsoft Asset Inventory Service(AIS)2.0」などの機能が新たに盛り込まれた。
Windows for Your Businessブログでは、これらの新機能を以下のように説明している。
3月に提供したMDOP 2011では、「Application Virtualization(App-V)4.6 SP1」「Enterprise Desktop Virtualization(MED-V)2.0」「Advanced Group Policy Management(AGPM)4.0」「AIS 1.5」「DaRT 6.5」「Desktop Error Monitoring(DEM)3.5」などが含まれていた。
MDOP 2011 R2は、Microsoftのボリュームライセンス向けウェブサイトよりダウンロードできる。ボリュームライセンス向けウェブサイトにアクセスできないユーザーは、TechNetやMSDNからダウンロードできる。1ユーザーあたり1ドルの追加料金を払ってMDOPを利用する「Windows Intune」サービス顧客は、サブスクリプションの一部として提供される。
Microsoftの代表者は、MDOPの次期版と/あるいはMDOPとWindows Intuneの最新版--サードパーティアプリ向けの管理機能が予定されており、2011年中に提供開始を予定している--の関係について、現時点でいえることはないと述べた。
ボリュームライセンス向けウェブサイトでの新しい話題としては、Microsoftは8月15日に「Volume Licensing Service Center(VLSC)」のアップデートをリリースする計画だ。最新機能としては、UIアップデートによりヘルプとリソースへのアクセスを改善、ダウンロードとプロダクトキーページを1つに統合、単一のサブスクリプションメニューなどがあり、パートナーはどのプロモーション製品をどの顧客が利用できるのかを把握できるようになるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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