Googleの幹部社員によると、同社は「膨大な数の」企業が「Google+」の法人アカウントテストへの参加を申請したことを受けて、同プログラムへの取り組みを加速させているという。
GoogleのプロダクトマネージャーであるChristian Oestlien氏が米国時間7月13日夜、Google+への投稿で述べたところによると、同社は来週、テストに参加する企業を選定し、そのすぐ後に選ばれた企業の名前を発表する計画だという。
しかし、Google上で自分の会社やブランド名、学校、有名人のペットのアカウントを取得したい人は、今すぐ行動した方がいい。Googleは15日に申請フォームを閉鎖する予定だ、とOestlien氏は述べた。
「申し込み手続きをしてくれた膨大な数の企業に感謝したい。全ての企業の申請を受け入れることはできないが、これほど多くの企業が関心を持ってくれたことで、われわれは開発計画の加速により大きな力を注ぐようになった」(Oestlien氏)
Oestlian氏は先週、Googleは2011年中に法人アカウントをローンチする計画だと述べた。法人アカウントへの取り組み強化がローンチ時期に及ぼす影響については言及しなかった。
昨今、さまざまな企業が活発で急速に成長するソーシャルネットワーキングの世界に入り込もうとしているため、法人アカウントは非常に重要な要素だ。現在この分野における2大勢力であるFacebookとTwitterは、いずれも法人アカウントを提供している。
時折、口コミを通して動画がソーシャルネットワーク上の友達から友達へと広がることがあり、企業は運やスキルによって宣伝効果を得ることができる。ただ、長期的に見ておそらくもっと重要なのは顧客サポートや友達の推薦、それ以外の比較的ありきたりな企業と消費者の交流だろう。どちらにしても、企業のオンライン上でのプレゼンスが必要だ。
ただし、Google+はまだ法人向けに最適化されていないとGoogleは話している。それでも多くの企業がアカウントの取得を試みており、Googleはそうした企業のアカウントを削除している。
Oestlian氏によると、同氏を含むチームメンバーとビジネスプロフィール担当プロダクトマネージャーのDennis Troper氏が、「今回のテストに参加する多様なビジネスパートナーの選定作業に来週から取りかかる」という。「われわれは来週、それらのパートナーと連絡を取り、そのすぐ後に、どの企業が選ばれたのか発表する予定だ」(Oestlian氏)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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