ヤマダ電機は7月15日午前10時に、新宿西口に「LABI(ラビ)新宿西口館」をオープンする。先駆けて記者向けに店内を披露した。
ヤマダ電機は2010年4月に新宿東口に「LABI 新宿東口館」をオープンしており、新宿では2店舗目になる。女性をターゲットにしたLABI 新宿東口館に対し、LABI 新宿西口館はビジネス層を狙う。地下2階から9階までの11フロア(売り場面積8000平方メートル)には、最先端のスマート家電や省エネ家電を中心とした商品をラインアップする。例えば、照明器具はLED製品しか取り扱わないという徹底ぶりだ。また、ネットワークとリンクさせたテレビやPCを組み合わせて展示し、他の店舗にはないスマート家電としての活用を提案している。
LABI 新宿西口館は、省エネ、創エネ、蓄エネをコンセプトにしたヤマダ電機の最新型の店舗という位置付けだ。店舗内は販売フロアから社員食堂に至るまで全館でLED照明を採用し、屋外には太陽光パネルを設置。店舗で使用する冷房といった電力の一部を自家発電で賄う。エアコン省エネ促進システムを導入し、消費電力を大幅にカット。屋上緑化による断熱効果とあわせて、同社他店舗比で年間約15万kgのCO2削減を見込むとしている。
ヤマダ電機代表取締役兼代表執行役員COOの一宮忠男氏は「老若男女を問わない新宿の客層の深さにビックリしている。西と東でうまく消費者の流れができており、新しい客層が開拓できると思っている」とし、店舗を増やすことでより活性化できるとした。販売目標は、東口と西口の2店舗を合わせて年商800億円を目指す。「目標は池袋総本店を抜くぐらいにしないとならない」と意気込んだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス