「Android」搭載端末のアクティベーション数が急増している。
GoogleのAndroid担当責任者Andy Rubin氏は米国時間6月28日、世界中で1日に「50万台を超えるAndroid端末」がアクティベートされているとTwitterに書き込んだ。また、週ごとの比較で4.4%の成長率になっているという。
同社がほんの1カ月前、Google I/Oカンファレンスで発表した内容を考えると、この数字はさらに大きな意味を持つ。同社は、Android端末の1日のアクティベーション数が、1年前の2010年5月には10万台、2010年12月には30万台だったが、2011年5月には40万台に増加したと発表していた。
2008年には、最初のAndroidスマートフォン「T-Mobile G1」が、第4四半期を通して40~50万台売れるという見通しだった。
Androidの人気が急上昇するに従い、その市場シェアも急増している。comScoreが2011年6月に発表した報告によると、Androidは2011年第1四半期に米国のスマートフォン市場で36.4%のシェアを確保し、26%のAppleの「iOS」プラットフォームを軽々と抜いた。これらに続き、Research In Motion(RIM)が25.7%、Microsoftが6.7%の市場シェアを獲得した。
市場調査会社のGartnerは、世界規模でみてAndroid端末の前途は明るいと予想している。Gartnerが2011年4月に発表した予測によると、2012年のスマートフォンの出荷台数は6億3000万台を超え、Androidの市場シェアが49.2%となり、AppleのiOSは市場シェア18.9%で第2位となるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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