5月には全世界で10億人以上がGoogleを訪問したことが、市場調査会社comScoreのデータで明らかになった。1カ月間のウェブサイト訪問者数としては、過去最大の数字だ。
Googleの各サイトのユニークビジター数は、前年同月の9億3100万から8.4%増加して10億人をわずかに上回った(正確には10億969万9000人だった)。
comScoreが米国時間6月21日に明らかにしたところによると、世界の中でGoogleサイトへのビジター数が最も多かった国はインドと南アフリカで、それぞれ全体の14.3%と13.5%を占めたという。最も少なかったのは韓国と中国で、それぞれ世界全体のビジター数合計の0.7%と0.8%だった。
comScoreによると、Googleに続く第2位はMicrosoftで、5月は前年同月比15%増の9億500万人のビジターを獲得した。Facebookが前年同月比30%増の7億1400万人で第3位、Yahooが前年同月比10.8%増の6億8900万人で第4位と続いている。Yahooは2010年10月まで3位の座をキープしていたが、その後はFacebookに抜かされ、4位が続いている。
5月のビジター数が最も多かったのはGoogleだが、ユーザーの滞在時間累計が最も長かったのはFacebookだ。5月の滞在時間累計はGoogleが2000億分、Microsoftが2040億分だったのに対し、Facebookは2500億分だった。
The Wall Street Journalによると、comScoreの数字は、200万人のインターネットユーザーからなる同社の「グローバル測定パネル」をもとにしているという。comScoreはこれに、ウェブコンテンツパブリッシャー100社のうち90社以上から得る「ページビュー」データを反映させて精度を高める。ただし同社はGoogleからはデータを得ていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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