Microsoftの「Bing」は、4月における米国内の全検索に対するシェアが14.1%に達したという。comScoreが米国時間5月11日にリリースした最新データから明らかになった。
この数字は、検索市場を主導するGoogleが持つ65.4%という圧倒的なシェアには依然はるかに及ばない。しかし、この1年間の傾向としては、Bingが毎月少しずつ米国検索エンジンにおけるシェアを拡大する一方で、Googleはわずかにシェアを縮小するか、または横ばいの状態が続いている。
4月において、Microsoftの市場シェアは0.2%とわずかに増加し、Googleは0.3%減少した。comScoreによると、長い間シェアを減少し続けていたYahooは4月、0.2%の増加に転じたという。このデータは毎回、ユーザーがウェブページにおいて手動で入力した「Explicit Core Search」のみを対象に集計されている。
検索件数の方に目を向けると、インターネットユーザーは4月、162億件以上のExplicit Core Searchを実行した。このうち、Googleは106億件、Bingは23億件、Yahooは26億件を獲得した。
Googleが独自のサイトで提供する検索や、AOLおよびAskで提供されているGoogleブランドの検索を含む、「Powered by Google」のオーガニック検索は、全オーガニック検索の67.8%を占めた。BingやYahooページで提供される「Powered by Microsoft」の検索は、全オーガニック検索の26.5%を占めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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