Piper JaffrayのアナリストGene Munster氏が、2011年第2四半期の初めの2カ月こそMacの販売は低調だったが、四半期全体では健全な成長を保つとの見通しを示した。
同氏が米国時間6月13日に発表したレポートによると、米国におけるMacの販売数は4、5月と前年同期より15%増加しているという。レポートではNPD Groupのデータを引用している。
Munster氏は、世界ではMacの販売数は前年同期より22%増えると予測している。前年の第2四半期は、Macの売り上げが前年同期より世界で33%増えていた。2010年のほうが高い成長率だったのは、「MacBook Pro」や「MacBook」製品が刷新されたためとMunster氏は見る。
「今四半期の出だしは低調だったが、警告を発するには時期尚早である。Macの売り上げは(世界市場ベースでは)金融業界の予測に沿う推移を示しており、販売数は410万~430万台規模になる」とMunster氏のレポートには書かれている。
9月締めの会計年度通期では、Macの販売数が前年同期比23%増の1680万台になり、Appleの通期売上の21%をMacが占めると同氏は予測する。なお2010年は前年同期比31%増を記録していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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