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マイクロソフト、リスク管理ベンダーのProdianceを買収--「Office」に統合へ

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2011年06月09日 10時09分
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 Microsoftは米国時間6月7日、エンタープライズリスクマネジメント(ERM)ソフトウェアベンダーであるProdianceの買収を発表した。買収金額は明らかにされていない。

 Prodianceのウェブサイトに掲載されているFAQで、Microsoftは買収の理由について、「より一層のコンプライアンス(規制遵守)機能を『Microsoft Office』に加えるため」と説明している。「MicrosoftはProdianceの技術を今後リリースするOfficeと『SharePoint』に統合する計画だ。ロードマップとライセンスについては、後に発表する」と述べている。

 いま現在、どのバージョンのOfficeでProdianceの技術が導入されるのかは明らかになっていない。Microsoftは「Office 15」の開発を進めているところで、新版の提供は2013年と予想されている。Office 15のテストビルドはまだ公開されていない。

 Microsoftは自社ブログで、Prodianceは現在、Microsoftのパートナー企業であることに触れながら、買収後は完全子会社として運営されると記している。

 Microsoftは、Prodianceの技術が今後リリースされるOfficeとSharePointに導入される予定だと述べている。機能としては、スプレッドシートでの重要な企業情報のセキュリティとコントロールの強化、包括的な監査証跡、ポリシー施行と継続的なドキュメントモニタリング、リスク評価自動化によるリスク緩和とコンプライアンスの改善などを挙げている。

 Prodianceの技術は、Fortune 2000企業で多数の採用実績を持つとMicrosoftは述べている。

 買収による移行期間中は、既存のProdiance顧客は継続してProdianceより製品サポートを受けられる。Prodianceはウェブサイトで、「既存のサポート契約は期間中は有効だ」と記している。「契約期間終了後は、新たにMicrosoftの有料サポートを購入(Microsoftと契約している顧客は、既存のサポート契約でカバーされていない部分について)し、Prodianceの技術サポートを受けられる」とのことだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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