Googleは、クラウド音楽サービスのためのライセンス料として、米国4大レーベルに対し1億ドルを提示したという。Businessweekが報じた。この交渉は1年以上続いた末に決裂しており、Googleは4大レーベルからライセンスを取得しないまま、ユーザーが自分の楽曲をGoogleのサーバにアップロードできるサービスを5月に立ち上げている。
Businessweekによれば、4大レーベルがこの提示金額に応じなかったのは、音楽などへのオンライン著作権侵害行為に対する取り組みの強化をGoogleに望んでいたからだという。この交渉に詳しい情報筋は米CNETに対し、交渉決裂にはほかにも理由があり、その1つは、Googleがクラウド音楽サービスの詳細を明らかにしなかったことだと述べた。別の情報筋は、著作権侵害対策という理由を疑問視しており、ビジネス上の問題が理由だとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力