Googleが、モバイル関連の特許ポートフォリオを強化していると報じられている。
イスラエルのビジネス紙Calcalistによると、Googleはすでに業務を停止しているイスラエル企業moduの保有する特許に490万ドルを支払ったという。
現時点でこの報道に関するGoogleからの確認は得られていない。しかし、これらの特許は、同社が「Android」環境で新たなアイデアを提供しようとする上で役に立つ可能性がある。
moduはDov Moran氏が2007年に創設した会社で、携帯電話「modu」を販売していた。moduは超小型の軽量な設計で、別売りの「ジャケット」(ケース)を装着して機能を拡張することができた。
小型のmodu単独では、基本的な動作しか行えなかった。だが、米CNETのKent German記者が2008年にmoduを試用した際に指摘しているように、端末をケースに入れると、「キーボードとフルセットのナビゲーション制御機能」を使用できた。ジャケットによって使える機能を追加でき、moduはさらに便利なモバイル機器に変化した。
このアイデアは魅力的だったが、長くは続かなかった。2011年1月、moduは債務超過に陥ったため2月に業務を停止すると発表した。
米CNETはGoogleにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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