SACOMのレポートでは、不正な雇用慣行、危険な化学物質にさらされることによる健康問題、過密状態の従業員寮など、これ以外にも多くの懸念事項が詳しく述べられている。
5月に入ってこのレポートが初めて公表された際、FoxconnはPCWorldに対し、レポートは不正確で、同社では安全性を向上させるための措置を講じたとして、次のように述べた。「これらの取り組みは、当社が展開する各拠点において業界で最も高い賃金を確実に支払えるよう実施しているさまざまな施策とあわせて、当社の従業員に好感を持って受け入れられており、このことは数字によって証明されている。多くの人の生活が救われており、従業員の定着率はこれまでになく高い」
米CNETはFoxconnにこれ以上のコメントを求めたが、回答は得られなかった。
Appleにもコメントを求めたが、本稿執筆時点までに回答はなかった。同社は5月20日、今回の爆発事故に関する声明をAll Things Digitalに寄せ、その中で「この悲惨な事故を招いた原因を把握するため、Foxconnと密接に協力している」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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