ほかの方法として、GuerillaMail.comや10 Minute Mail(10分メアド)、Mailinatorといったサービスが提供する一時的な電子メールアドレスを使用することもできるだろう。これら3つのサービスは、使い捨ての電子メールアドレスを自動的に生成するというものである。使い捨てといっても、あなたが登録しようとしているサービスから送信されてくる登録確認メールを受信するまでの間ぐらいは使用できるようになっているはずだ。
GuerillaMail.comと10 Minute Mailでは、作成したメールアドレスが使用できる時間は限定されており、それぞれ1時間と10分間になっている(10 Minute Mailではさらに10分間延長することもできる)。Mailinatorでは、いつでもアカウントにアクセスできるようになっているものの、パスワードを入力する必要がないため、アカウント名を知っている人間であれば誰でもアクセスすることが可能になっている。
ウェブサービスを利用する際には、クレジットカード番号や電子メールアドレスだけでなく、そのほかの個人情報が必要となる(あるいは、少なくとも要求される)場合もあるかもしれない。しかし、何かを郵送してもらう場合を除き、自宅住所や郵送先住所を教える必要などないはずだ。
使用するクレジットカードの名義人であることを証明するために、カードに記載されている本名を使用しなければならない場合はあるかもしれない。そういった場合であっても、該当サービスの登録ページにあるそのほかの項目は空白のままにしておいてもよいはずだ。また、入力必須の項目がある場合、もう1人の自分を創り出せばよい。例を挙げると、生年月日の入力が必須となっている場合、筆者は入力可能な最も古い日付(例えば1905年1月1日)を指定するようにしている。その結果として送られてくる高齢者向けの広告を見て溜飲を下げているという次第だ。
登録ページに正直とは言えない情報を入力する場合、そのサービスの規約に違反することがないよう注意してほしい。とは言うものの筆者は、申し込むサービスが実際に必要とする情報以外の個人情報を提供しないようにしている。実際のところ、名前とクレジット番号、電子メールアドレス(そして、場合によっては郵送先住所)以外に、サイトが知る必要のある情報などあるだろうか。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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