Bloombergの報道によると、Appleが「iPad 2」に対する圧倒的な需要の高さに対応する手だてとして、タッチスクリーン用センサを製造する契約を奇美電子(チーメイイノラックス)と結んだという。
チーメイイノラックスは5月からこの部品の供給を開始する予定だ、と詳細が未公表のため匿名を希望する情報筋は述べた。台湾のTPK Holding Corp.と勝華科技(ウィンテック)は依然として、iPadタブレットコンピュータで指の動きを認識するのに使われているセンサを供給する重要な企業だ、とこの情報筋は述べた。
現在iPad 2の全モデルについて、Appleからの配送期間は2~3週間となっており、チーメイからの部品供給が加わっても、配送期間が短縮されるのは5月になるはずだ。
最近のToys"R"Usのように、他の販売店がiPad 2を販売する契約を結んでいる状況もあり、Appleはこれまでベストセラーとなっている同社製タブレットへの絶え間ない需要の高さを享受してきた。また、業界オンライン紙DIGITIMESの報道によると、チーメイはさらに、LG Displayやサムスン電子に続き、iPad用のIPSパネルの製造にも加わる予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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