米国での販売が米国時間3月11日に予定されている「iPad 2」だが、その初期需要は消費者の間では大きく、初代iPadを超えるものになると業界アナリストが予測した。
この予測をしたPiper JaffrayのシニアリサーチアナリストGene Munster氏は、米国時間3月8日付けのクライアント向けメモにおいて、店舗前にできる行列は短いものになるだろうとも予測している。
Munster氏は、短い行列にも関わらず高い売り上げを予測する理由として、多くの販売店がiPad 2を発売日に取り扱うことを挙げている。初代iPadの発売時には、Apple StoreとBest Buyだけが同製品を販売した。しかし、iPad 2の場合、Apple Storeに加えてAT&TおよびVerizonの店舗、Target、Best Buy、Wal-Martが同製品を販売する。
Munster氏はまた、iPad 2の販売台数が100万台というマイルストーンに到達するのは初代iPadよりも早いという考えも述べている。初代iPadの場合、発売後28日で販売台数が100万台を超えている。
iPad 2発売時に客足を販売店に確実に向けさせる要因として、事前予約がないことが挙げられる。Appleは、iPad 2販売に際して、事前予約という選択肢を用意しなかった。そのため、発売日に同製品を購入したい場合、販売店に行く必要がある。
iPad 2の米国発売は11日午後5時からの予定。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス