MicrosoftのBingが3月の米国検索エンジン市場で30%のシェアを獲得した。市場調査企業Experian Hitwiseが米国時間4月11日に発表した。
Experian Hitwiseによると、3月の米国検索エンジン市場において、Bingによる検索数は2月に比べて5%上昇したという。この検索数は、Bing自体のサイトで実行された検索とともに、Bingを使用している米Yahooのサイトにおける検索を含んでいる。全検索におけるBing.com自体の検索は14.3%で、Yahooでの検索は15.7%となっている。
Googleは、米国市場において引き続き大きなシェアを占めているが、緩やかに減少している。同社シェアは、12月では69.7%であったが、1月には68%、2月には66.7%、そして、3月には64.4%となっている。
また、BingとYahooは、Hitwiseが定義する成功検索においてもGoogleを追い抜いている。
Hitwiseは、ウェブサイトへの実際の訪問をもたらした検索数を測定し、YahooおよびBingの成功率がそれぞれ約81%と算出した。Googleは、66%で過去数カ月にわたり横ばい状態にある。成功率は、検索エンジンが関連性のある結果を提供しているかを知るのに役立つ。しかし、Googleは過去に、Hitwiseによる同分野の調査結果に疑問を呈している。
Experian Hitwiseの調査は、1000万人の米国インターネットユーザーを対象にしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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