Googleによるオンライン旅行ソフトウェア企業ITA Softwareの買収を、米司法省が承認した。もっとも、同省はGoogleへの監視を継続する意向だ。
承認案では、今後5年間はITAの技術を「適正かつ公平な」条件で競合に提供することがGoogleに求められている。また、Googleの検索ランキングをめぐって競合のオンライン旅行会社から苦情が入った場合には司法省に報告することが求められるほか、ITAの顧客から得た機密情報のGoolge社内での不正利用を防ぐための措置が必須となっている。この承認案は連邦判事の承認を経て発効する予定。買収をめぐってKayak、Hotwireなどの競合が企業連合FairSearch.orgを結成し、反対運動を繰り広げていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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