エン・ジャパンと日本マイクロソフトは3月29日、ソーシャルネットワークサービス(SNS)である「Facebook」を活用した、クラウドベースの企業の採用活動、求職者の転職活動を支援する新サービスの提供で協業すると発表した。新サービスはエン・ジャパンが5月から提供する。
新サービスでは、Facebookを活用することにより、求職者に対して知人のネットワークを利用した信頼性の高い情報を基にした活動を可能にする一方、採用企業に対しては従来困難であった人材への直接接触および潜在的な人材の掘り起こしを可能にするという。
両社では、欧米において「LinkedIn」などのビジネスSNSを利用する採用手法が既に一般的となっており、日本国内においても、企業が求める人材をより効率的に採用する手段として、SNSの活用ニーズが高まるとみている。
新サービスは基盤として、マイクロソフトが展開するパブリッククラウドサービス「Microsoft Windows Azure Platform」を利用することで、低コストで高信頼性かつ迅速なFacebook上でのサービス展開を実現しており、利用の急増にも柔軟に対応できるとしている。同サービスは、日本国内だけでなく、中国をはじめとした海外での展開も目指すという。
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