Microsoftは米国時間3月28日、「Windows Thin PC」(WinTPC)の初のコミュニティーテクノロジプレビュー(CTP)を公開した。
Windows Thin PCの正式版は、「Software Assurance」に加入しているボリュームライセンス顧客のみに提供されるが、Microsoftの関係者によると、CTPは一般に入手可能になっているという。このテストビルドは、Microsoft Connectのウェブサイトで公開されており、ここが興味深いのだが、Windows Embedded Standardに分類されている。
ダウンロードページではWinTPCについて、「Windows 7のバージョンの1つで、VDIデスクトップにアクセスするのに必要なVDAライセンスを取得することなく既存PCをシンクライアントとして利用できる」と説明している。WinTPCは「Windows Fundamentals for Legacy PCs(WinFLP)」の後継で、「System Center Configuration Manager」製品のエンタープライズ管理と「RemoteFX」をサポートしている(このことから、WinTPCは「Windows Embedded Standard 7 Service Pack 1」の上に構築されたものではないかと予想する)。
Microsoftは、WinTPCの活用例として、既存のPCをシンクライアントとして再利用することで顧客はIT予算を削減できるとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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